就活で面接の次に多いのが『グループディスカッション』
インターンシップの選考や本選考の1次選考でよくグループディスカッションはやります。グループディスカッションの対策って何すればいいかわからんし、そもそもグループディスカッションってなんやねんって人多いと思います。
今回はグループディスカッションの基礎的な対策、ポイントを紹介したいと思います。
目次
そもそもグループディスカッションってどんな種類があるの?
(1)抽象議論型 例「理想の社会人とは?」
抽象的なテーマを議題に話し合うタイプです。抽象議論型の特徴は『答えがない』ことです。
ここでのポイントは「定義付け」をしっかりする事です。
定義付けからしっかり行い議論をしましょう。先にアイデアを一人ひとり出すのはNGです。
(2)課題解決型 例「満員電車をなくすためには?」
こちらのタイプは提示された課題に対して学生で話し合い課題解決案を出していくタイプです。
大前提としてGDの基礎として始めに「定義付け」を行います。その後大事になるのは「現状分析」です。現状分析をしないでいきなりアイデアを出したとしてもそのプランが妥当かどうか分かりません。現状分析をして課題などを洗い出しましょう。
課題解決型の議論の流れとしてはこんな感じ。
①時間配分決め
②定義付け、目的設定
③現状分析、課題の洗い出し
④施策の洗い出し
⑤施策評価、まとめ
それぞれのポイントは別途記事で上げようと思います。
(3)選択型(ディベート型) 例「愛と幸せどっちが大事か?」
こちらはかなり難しいですね。こちらのGD私はかなり苦手でした。
このGDで大事なのは「結論の理由」です。結論よりその結論の理由が大事です。どっちが正解などないので相手を納得させることのできる理由付けをしましょう。
他にもありますがこの3つはおさえときましょう。
GDの進め方は?
グループディスカッションはテーマにもよりますが、ざっとした流れがあるのでそこを理解しておきましょう。
■時間配分を決める
議論の最初に時間配分をあらかじめざっと決めておくことは非常に大事です。グループディスカッションで一番大事なのは『時間内に結論を出すこと』です。時間内に結論を出すために先に時間配分を決めておきましょう。
■定義付け、ゴール設定
これがグループディスカッションにおいて一番重要でしょう。議論のイメージ共有をグループのメンバーでして、議論の方向性を先に決めなければなりません。例えば『満員電車をなくすには?』というお題に対して、【満員電車】と聞いてどのような情景を思い浮かべましたか?山手線の通勤ラッシュですか?それとも地元の電車ですか?このように人によってイメージ、価値観が違うので、議論を始める前に一定の基準を設けなければいけません。
■アイデアだし、アイデアの評価
ある程度、議論の方向性が決まってきたらアイデアだしをしていきます。ここで最初に決めた定義付けと方向性とずれていないかチェックしながら議論を進めましょう。またアイデアが複数出て、絞り込む際はグループ内でアイデア評価をして絞っていきましょう。
■まとめ、発表
就活生はここを重要視しない人が多いので、気を付けてほしいです。今までの議論をまとめ、発表の準備をしましょう。
ここがうまくいかなかった場合、今までの議論は台無しなのでここは時間を取ってまとめていきましょう。
GDのポイント
・マナーを守る
なんだかんだ一番大事です。聞く態度、話す態度、表情、言葉使い。。。当たり前のことを確実にやりましょう。
・視点を「個人」ではなく「グループ」に
GDをやっている中で自分が選考に受かりたいあまりに一人で暴走するやついますよね。GDで大事なのは「組織で力を合わせて最大の価値を生み出すこと」。視点を「個人」ではなく「グループ」にしましょう。
・GDは結論を導くまでの「プロセス」が大事
GDは結論を導くまでの「プロセス」が大事です。企業によって求める人材像は異なりますが、結論を導く段階で学生を評価しています。
例えば協調性重視の企業であれば、議論を正しい方向に導きながら、人の意見をしっかり引き出ししっかりと意見交換ができる学生が評価されます。
他にもありますが。。。最低限こちらは意識してほしいです。
GDのNG行動
・クラッシャー
これは言わなくても分かると思います(笑)といっても無意識にクラッシャーになっている人もいるので気をつけてください。GDは一人でやるものではありません。みんなでベストな結論を導きましょう。
・多数決で決める
これ最悪です。先ほども書いたようにGDで大事なのは「結論を導くまでのプロセス」です。なにも根拠がなく結論の導くのはNGです。
・時間内に結論がまとまらない
企業が時間を設けている以上時間は必ず守りましょう。与えられた時間内にしっかりと結論を出すことは社会人の常識です。
いかがだったでしょうか?今回はグループディスカッションについて紹介しました。
グループディスカッションは慣れが必要なのでまずは選考などで経験を積みましょう!